本庄

soichi_ueno2008-01-28

行ってきました、本庄。
早稲田の施設だそうです。
埼玉のはずれにあります。
車で1時間半です。
なぜかラブホテルがいっぱいあります。
今月と来月は、ここのごやっかいになりそうです。
ラブホテルのごやっかいに、ではありません。


ちょっと前に、三谷さんがコラムに僕のことを書いてくれたそうで、お袋とお義母さんから連絡がありました。
新聞の効果は侮れません。
お袋は、さだまさしさんの熱狂的なファンで、『眉山』をやった時は、さぞかし喜んでくれることだろうと色々とアピールしましたが、原作の良さが活かされてないとダメ出しをくらいました。見詰め合わないのがいいのに〜、だそうです。知るか!
いや、でもたしかに、コマ伸ばしとかで殊更に誇張するのは犬童さんのテイストとも反すること。
良かれと思ってやったことが裏目ったのかもしれません。
でも、宮本信子さんにはウットリしてました。
舞台版『眉山』は原作に近いそうです。
カミさんとお義母さんが観劇にいって、感動してました。
割と映画版を擁護してくれてた二人も、すっかり舞台版の虜です。
行きたかったな〜

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ローマの休日』 ★★★★★

DVDにて再鑑賞。

粋だな〜
品があってエレガント。
「ロマンティック」という言葉がこの作品に当てはまるのは、馴染みのない自分にもよく判る。
大人だよ。
大人の映画だよ。
とってもステキな御伽噺。
国を超えて時代を超えて残る名作。
これに勝てる映画が今いったいどれぐらい作られてるんだろう。
山に登ってるつもりだったけど、麓で遊んでるだけだと気づかされた。
でもどうやって登ったらいいんだ?

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SHINOBI』 ★★★☆☆

DVDにて初鑑賞。

オダギリ君が登場した時には、停止ボタンに手をかけたが、参考用だからと言い聞かせてラストまで。
結果的には、随分と楽しめた。
自分の力ではどうにも出来ぬ流れの中での個の生き様。
好きです。
仲間さん、意外によかった。
アメコミや戦隊モノの映画化と思えば、かなりのものじゃないだろうか。
空撮は素直に羨ましかった。

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戦国自衛隊 1549』 ★★☆☆☆

DVDにて初鑑賞。

どデカいオープンセットに大掛かりなCG。
そして、戦国時代。
これほどの舞台や道具が用意されてて、この結果は、無念。
3流政治家が身の程をわきまえず並び立てる理想論。
あるいは、偽造会社の形式ばった謝罪。
登場人物とは、製作者の世迷言を発声する道具ではない。
この作品に関わらず、最近の邦画は台詞がひどい。
「生きろ」とか「希望」とか「未来」とか軽々しく使ってくれるな。
行動で魅せてくれ。
北村さんは。唯一武者に見えた。

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『さくや 妖怪伝』 ★★★☆☆

DVDにて初鑑賞。

「霊峰富士は今より砕け散るッ!」
松坂さん、カッケー!
荒唐無稽な台詞を我が物とする芝居はさすが。
格の違いを知る。
密度の高い特撮と、チープな着ぐるみのアンバランスな世界が奇妙。

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『300』 ★★★☆☆

DVDにて初鑑賞。

絵巻物語をそのまんま絵巻物語として描くことのメリットが俺にはよくわからん。
壮大なGAME MOVIEのよう。
それでもグラフィックで牽引する力はさすが。
この技術力で戦国モノがやれたら・・・

王としては無謀すぎるがレオニダス、格好良い。
王というより組長か。
しかし、人海戦モノの何がアメリカを虜にするのだろうか。
スペクタクルなのはいいが、他国の歴史を自らの投影に都合よく使うのはいただけない。
あと、この作品に限ったことではないけど、現代の価値観で当時の価値観を断罪、批判するのも疑問。