社会☆見学

soichi_ueno2007-11-07

IMAGICAさんのご好意により、普段お目にかからない現像所の作業場を見学させてもらった。

一般の写真屋さんと一緒で、受付を通してしか知らなかった現像の仕組みが明らかに!
現像、光学、プリント、テレシネ、スキャニング、レコーディング、カラコレ、検査、etc・・・

液晶モニターやパソコンなど、デジタルめいたものも散見できたけど、それらのほとんどにとても多くの人の手が介在していた。
ネガの繋ぎ目ひとつひとつを丹念にチェックする、とても地道でアナログな作業。
一本の作品を完成させるのに、現像所だけで100人近い人が作業に関わっていたのだ。
仕事とはいえ、こんなにたくさんの人が尽力してくれてたなんて・・・

これまで以上にちゃんとしよう。
そう思った。

不必要なカットバックはやめよう。
むやみやたらにオプチカルを発注するのはやめよう。
そう思った。



思ったけど、それもこれもフィルム上映するからなんだよな。
最終的にフィルムではなく、デジタル上映すれば、味気なくはなるけど、スッキリする。
いや、基本的に、非合理的なものを礼賛はしないけど、推奨するスタンスですよ。
でも、それにも限度があんだろ、っていうぐらいホントにたくさんの人が支えてくれてたんですよ。
自分が監督だったら、HD撮影のDLPで、って言うと思う。



母上様〜 お元気ですか〜 夕べ杉の梢に明るく光る星ひとつ見つけました〜♪