soichi_ueno2007-04-06

どうもホムペとメールが不通なようで。
プロバイダに払うお金を未納にしてました。
ごめんちゃい。
いちおう、まえのアドレスに戻したけど、時すでに遅しですかね。

春はやはり、いろんなものが蠢く季節のようで、僕の周りでもいろいろと転換を迎えておるようです。
僕は、ただただ眠い。
I'm only sleeping♪
『REVOLVER』の季節だよ〜


眉山』の完成披露に行ってきました。
場所は、こういうことでもないと行かない所ベスト6位ぐらいの六本木ヒルズ
スクリーンがデカくて、手を伸ばせば届きそうな迫力。
でもそのデカさに負けない内容で、見応えありました。
ちょっと明度が足りなかったのがザンネンでした。
お客さんの反応が知りたくて行ったんだけど、みなさん静かでした。
ちょっと不安になりました。
作品の成功をめずらしく願っている自分がいます。


蟲師』の評判、危惧したとおり。
何も言えない。
真摯に受け止めます。


現在は、松尾さんの『クワイエットルーム』が山を越え、原田さんの『伝染歌』の真っ最中。本当はこんなこと書いてる余裕ゼロなんだけど、ハッキリ言って現実逃避です、はい。
AKB48が頭の中をぐうるぐうる回ってます。

あ、そうそう、キムタク主演の『華麗なる一族』見た人います?
この前チラッと見たけど、あれはスゴイ。
何がスゴイって、1960年代の街並み再現がスゴイ。
鉄鋼所がスゴイ。
さりげなく何気にやってるところがスゴイ。
邦画でも、あれほどのモノはそうはお目にかかれない。
前に『愛と死をみつめて』をやったから余計に思うんだろうけど、あの力の入りようは尋常じゃない。
スタッフが作品に注いだ並々ならぬ想いが伝わってくる。

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嫌われ松子の一生』 ★★★☆☆

原作未読、DVD鑑賞。

劇場で観ていたなら、ド頭で退出してたかもしらん。
すげー息苦しい。
よせばいいのにしてしまう奇抜なタッチは松子のヒョットコ顔と同じ。
それでもなお、ドラマを見せ切(斬)る手腕は見事と言う他ない。
迷いがないし、狂いがない。
中谷美紀の底力にも敬服。

ただ、『下妻』でも思ったけど、中島監督の本当にやりたいことは何だろうと思う。
堤作品のようでそうではない、クドカン脚本のようでそうではない。
どれもとても器用にこなしているけど、どれも本質ではない気がするのは俺だけだろうな・・・

これを往年のティム・バートンが映画にしてたら人生の5本に入ってたこと間違いなし。

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『トゥモローワールド』 ★★★★☆

DVD鑑賞。

もう、スゲーのよ。
長回しがスゲーのよ。
相米監督のともアルトマン監督のとも違うんだけど。
なんてゆうの、主人公の男を媒介にして、近未来の荒廃したロンドンと社会を観客に体感させてくんですよ。
子供が生まれなくなった世界とか、終末感とか。
台詞で説明とかはあんまないの。
ただただ、主人公の背景に映ってるものとか、主人公の見たものとか、そういうので体感させてゆく。
それが見事でね。
カメラマン天才。
劇場で観なかったことを激しく後悔しました。