雑感

soichi_ueno2007-01-31

久しぶりにクイントに行きました。
何以来だっけ？
『マインド・ゲーム』かな？

上映前に、旅館の食事のように食べきれないほどの予告編が流れてました。
自分が何をしにきたか忘れちゃうんですよね、アレだけ多いと。
あとね、映画館でアニメの予告が流れて恥ずかしくなった記憶、ないですか？
あれに似た印象の邦画予告多し。
げっそりです。
これで邦画バブルと言われても･･･

ヘレム・ボナム・カーターが出てた、全編縦2分割映画のキャッチコピー、
「男はズルいロマンチスト、女は罪なリアリスト」
にドラマの源泉を見ました。
いつまでたっても恋愛10級の自分には、この短い文言だけでも十分。
『世界最速のインディアン』と 『ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド』に期待かな。
やっと始まった『リトル・ミス・サンシャイン』は、とっても良かったです。
監督はPV系の人で夫婦らしいです。
向こうはPV出身の人でも巧い人は巧いですよね。
感心しきり。

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水野美紀が口裂け女をやる、ってんで写真を拾いました。
それが上のヤツです。

よみがえるね〜
よみがえりますよ、あの恐怖が。

当時は強烈だった。
小学校中学年ぐらいだったかな。
マジでビビッとった。
今ほどネットが普及してたら、ああいう現象は生まれてなかったかもしれん。

なんや、隣町に来てるらしいとかね、近くのスーパーで見かけたとかね。
まことしやかに囁かれとって、その噂にいちいちビビッてました。

噂なんで、土地土地によって詳細が変わってきてるんだろうけど、僕んとこではヤツの活動時間は放課後だったんすよ。
ご丁寧なことですよ。
授業中活動してくれりゃいいのにね。
わざわざ、みんなと別れる放課後活動しよるんですよ。
電磁波倶楽部か！ちゅう話ですよ。
だから用もないのに学校居残ってタイミング見計らったりしてね。
余計暗なってしもうて。
仇となるわけですよ。
最悪でしたね、ホント。
「わたしキレイ？」って訊かれて、「キレイ」って答えると「じゃあアンタもしてあげる」って口裂かれるわけですよ。
「ブス」つってもキレられて殺されるわけですよ。
どうしようもなかったわけです、僕の地方では。
出会ったら即死。
問答無用。
手のひらに「犬」って書いてましたよ。
馬鹿馬鹿しいと思うなよ、やってる本人大真面目♪
お袋とかはね、バカにするわけですよ。
そんなんしとらんとソロバン行って来い！って。
恨みましたね。
お袋を恨んだのは、後にも先にもそれっきりでした。
誰も助けてくれない孤独・・・
『フライトナイト』の主人公みたいな孤独でしたね。

ほんと、腹立つぐらいに腰が引けてました。
でも、いまタイムマシンを持ってても、「あれはデマなんだよ」と教えに行ったりはしません。
あれはあれで素敵な体験だったのでしょう。

とまあ、ひとしきり黄泉がえったところで、映画の方なんですけど、やっぱりこれは観たい。
そら観たいでしょ。
今一番観たいでしょ。

『座敷女』はね、原作のボリュームもちょうどよく、一昔前には映画化の話が飛び交ってましたけど、その噂自体が都市伝説だったのかもしれません。

最後に、２ちゃんのスレッドで面白いレスを発見したのでコピペします。

【7:46】メリーさんからの着信で起床。「家の前にいる」等とほざいてやがる。おかげで寝起きが悪い。
【8:02】朝食で使った油の容器にゴキブリが入ってた。気にせず捨てた。今まで気がつかなかった事に腹が立つ。
【8:36】出勤。ダルい。家を出るときに電話が鳴る。うるせぇシカトだ。
【9:07】車で走っていると、後ろからババアがダッシュで追いかけてくる。アクセル全開で振り切る。あくびが出た。
【9:30】デスクに向かっている。下を見ると白い手がオレの足をつかんでいる。ふりほどき蹴りをいれる。大人しくなった。
【10:39】窓際に立ち空を眺めていると、女が落ちてきて目があった。この不細工が。
【12:24】交差点を歩いてて、すれ違う時に男が「よくわかったな」と言ってきた。黙れ池沼。
【14:26】携帯に着信記録16件。かけてみる。「わたしメリーさ…ブチッ…ツーツーツー」
【16:12】外回りをしているとマスクをした女が声をかけてきた。「わたしきれい？」右ストレートを入れる。うずくまったまま動こうとしない。こっちは急いでるんだよ。
【17:30】公衆便所に行くと人形が落ちている。「わたしリカちゃん。呪われているの」うるせぇ黙れ。
【20:32】車で走行中、バックミラーを覗くと上半身だけの女がついてきている。急ブレーキをかけてバンパーにぶつける。もう着いて来ないようだ。
【21:25】帰宅、着信記録が49件。またアイツか。
【21:42】ベッドの下に男がいたのでボコって追い出した。大の男が泣くな。
【22:10】メリーさんからの電話に出る。「わたしメリーさん、今あなたの後ろにいるの」後ろは壁だ。
【23:34】着信がしつこく鳴り響く。電話線を抜いた。
【0:12】就寝。今日一日でかなり疲れた。
【2:40】急に目が覚める。金縛りのようだ。髪の長い女が天井にへばりついて恨めしそうにこっちを見つめている。だが睡魔には勝てない。
【3:20】猿夢だ。しかし俺は夢の中では無敵だ。残らず叩き潰す。

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『リトル・ミス・サンシャイン』　★★★★☆

オープニングが素晴らしい。
秀逸なオープニングと、そこで提示された特異なキャラたちの相克。
ただ居合わせるだけでも面白いのに、必ず試合をさせる。
そのバトルがいちいちオモロい。
腹立つぐらいにオモロい。
小気味良いし。
クラクションにはヤラレた。