勢いパンチ！

http://wibo.m78.com/clip/img/105907.jpg

『愛と死をみつめて』で、1960年代のニュース映像を繋ぎました。
そこに映ってる人の顔が、上気だってましたよ。
ものっそい楽しそう。
『ジョジョ』第一話の、
「それは嵐のようなすさまじい渇きだった！」が思い起こされますね。
これ、ほんとに日本か？っていうくらい。

でもね、あの焼け野原からそこまでいくのに15年ですよ、たったの。
たった15年・・・
15年で新幹線、高速道路、地下鉄、東京オリンピック・・・
戦慄を覚えます。

それからたった40年で現在ですよ。
今じゃもう、60年代の名残なんて跡形もないですよ。
生き急ぎすぎです。
っちゅうか、我が物顔にもほどがあります。
ゴキブリよりタチ悪くないですか？

「三十年もかかったんだ。あの瓦礫の中からここまで来るのに…生半に天秤にはかけられん」
「大佐はこの街がおきらいなものとばかり思っておりましたが」
「建設の熱は冷め、復興の喜びは忘れ去られ、今や欲望に身を任せたバカ共のはきだめだ」
「その街を救おうとしてらっしゃる」
「それが軍人だ。科学者にはわからん」

おこすか・・・　クーデター。