白髪

soichi_ueno2006-03-05

白髪って伸びるの早くないですか?
白髪だけですよ。
坊主なんで目立つんですよ。
白髪だけがピョコン、ピョコンと。
あっけにとられた漫画のキャラみたいに。

下品な話ですけど、下のほうも白いのが出てきました。
2005年で一本発見したんですけど、2006年初トイレで二本目を発見。
年を重ねるごとに倍々で増えてくんじゃないかと戦線恐々です。
真っ白の中に黒いのが一本だけ、ってのも逆に気持ち悪いですけどね。
ああ、この最後の一毛がなくなる時、私の命も天に・・・
O・ヘンリーの『最後の一毛』。
バカですね。
しかも中途半端に。

愛と死をみつめて』の編集作業もひとだんらくしました。
今回の仕事は、いい意味でカルチャーショックでした。
いるとこにはいるもんです、優秀なスタッフが。

みんな仕事愛に溢れてましたよ。
あれだけハードな世界でシノギ削ってて、よくブレずにいられるもんだな、と感心しました。
自分の至らなさを思い知りましたね。

もっと、スピードと柔軟さを身につけないと。
おんぶにだっこの連続でした。

いろいろ大変でしたけど、作品はいいものが出来たと思います。
犬童さんの力もさることながら、監督の要求に必要十分に応えたスタッフの力も大きいと思います。
とくにプロデューサーの方々の尽力には頭が下がります。
ルールの違う世界で、監督が気持ちよく撮影できたのは、彼らの貢献が大きかったと思います。
映画の世界よりも、格段に数字が重くのしかかるテレビの世界で、それを成すことの難しさを考えれば、なおさらです。
それはもう、かげ腹を切ってたんじゃないかと思うほどに。

放送は、3月の18日と19日。
ぜひ、観てみてください。


『エターナルサンシャイン』 ★★★

理解するのに苦労して2回半観た。
気持ち悪くなった。

『呪い 実録・死の撮影旅行』 ★★

類似品だった。
なんやねん、ムナールって・・・

『いま、会いに行きます』 ★★★★

ところどころひっかかるところがあったけど、ドンデンがハッタリではなくテーマに帰結しているところに拍手。
作りも丁寧。
これたしか、仕上げの時間が相当なかったはず。
天晴れ。

絵本読みたくなった。
子役がめちゃカワイイ。
最近の子役はウマイ子が多いな。

ラブ・アクチュアリー』 ★★★★

ニクイね。 泣けるね。
あれだけの人数を出して、動かして、混乱させない構成は見事。
あとね、『24』のキムが出てたよ。
くるくるぱーのキムが。

ノロイ』 ★★

めちゃめちゃ誘導的じゃな。

愛と死をみつめて』 ★★★

じっと見詰めておれぬものが二つある。 太陽と死と。

原作にかなり忠実で、病状の進行具合が痛ましい。
手術の選択を、患者、その父、恋人、担当医が同室で話し合うストレートさ。
今見ると却って斬新に思える手法も結構使われていた。
幼い子が見ると、トラウマ必至。

『世界の中心で愛を叫ぶ』 ★★★★

これ、『愛と死をみつめて』のリライトなんかな。
いや、よくできてたと思う。
カセットテープのアイデアが効いていた。
回想パートは文句なく輝いていた。
撮影も美麗。

愛と死をみつめて』(再編集版書籍) ★★★

年相応の実直とエゴに満ちたマコに対して、あまりに凛としたミコ。
手術を境に生への執着がマコからミコにシフトしてしまう現実が痛ましい。
でも、彼女に生を与えたのは、紛れもなくマコであった。

プリンス・オブ・ペルシャ 〜時間の砂〜』(GAME) ★★★★

ダンジョンクリア型の謎解きアクションだったオリジナルの正統後継者。
一見してゼルダのようで、ゼルダじゃない。
謎解きを、アイテムや時間軸で散漫させず、ひたすらアクションで打開していく軽快さ。
グイグイ進んで気持ちがいい。
反面、食い足りない感あり。

プリンス・オブ・ペルシャ 〜ケンシノココロ〜』(GAME) ★★★★★

前作『時間の砂』に、現在と過去の2階層化と、敵との格闘を加味して、特盛り玉付きにした感じ。
画面が暗く、マップも覚えにくいので、目指すべき指針を見失いがちだけど、慣れてしまえばハマる。
理にかなったアクションが、ただただ気持ちいい。

ワンダと巨像』(GAME) ★★★★

”決して離さない”彼女の手を巨像の体毛に変え、満を持しての登場。
手に汗握る。 握り締める。
振りほどかれまいと必死にしがみついたR1ボタンを、必要以上に強く握り締める。
わーん! モフモフさせろー!

これ、技術的に空恐ろしくなるようなこと、ふんだんに使ってると思います。
美麗で広大すぎるフィールドを、馬に乗ってかけまわれるだけでも凄いと思う。
作りこみも半端ない。
でも、巨像に向かってまっしぐら、ってプレイスタイルをとってると、その無尽蔵の尽力が徒労に終わるようで気の毒。
世界観のためだけに無償の愛が注げられている。
システムもかなり大胆で、プレイヤーを選ぶ作品。
巨像との戦いは、急所を探してしがみついて刺すことに終始しているため、次第に醍醐味から謎解きにシフトしてしまう。
カメラシステムや、”しがみつき”に若干のストレスも感じるので、世界観を堪能しながら一日一体のペースでまったり進めるのがよろしいかと。

龍が如く』(GAME) ★★★

とてもよくできた『喧嘩番長
シナリオは面白い。