フィギュア

soichi_ueno2006-02-26

いつものようにコタツとグレンダイザー → レム睡眠の至福コンボをしていて、目を覚ますと荒川選手が滑っていた。
一気に目が覚めた。
なんとも美しい滑り。
優雅でエレガント。 彼女こそお蝶夫人その人だ。
ロシアのネットカフェでファンからの書き込みを読む彼女の姿を見ていたから余計感動した。
選手の持ち味を締め付け、遠ざける規定。
政治や不正が働き、常に流動する採点競技。
理不尽な世界に挑み、それを乗り越え、美しくあり続けた姿は、男よりも漢らしい。
コーエン選手やスルツカヤ選手の転倒は、見ているこちらも痛い。
ジャンプだけがフィギュアではないはずなのに、そのことが彼女たちの命運を大きく左右している。

そんな過酷な世界とはうって変わって、魅せることに重点を置ける翌日のエキシビジョン。
みんなすげいね。
ペアやダンスの信頼関係のすげいこと。
あの息のピッタリさ加減はどうよ。 どうなのよ。
「MY WAY」をバックに滑ってた男子シングルの人とか、スイスの男子シングルの人とか、男でもクラクラ〜ですよ。
とか思ってたら、プルシェンコとかいうバケモノが大トリで。
人間ってここまで極められるもんなんじゃね。
いやー、チビった、チビった。

あー、でも一言だけ言わせて。
あの、ズッコケポーズで滑るやつだけは、いくらレベル4でも美しくないと思う。


おまけ

神がかった伊藤みどり選手
http://www.youtube.com/watch?v=m7SKYJ1p64k

プルシェンコも裸足で逃げ出すデスピサロがここに・・・
http://www.youtube.com/watch?v=0NFqQl_MIl4&search=Yagudin